地方のお寺では、住職の後継者がいない話をよく聞くようになりました。
妻の伯母の菩提寺(故人・先祖の供養を託すお寺)も、10年以上前から住職が不在で、僧侶ではない管理者が居るのでお参り自体は可能ですが、読経は別のお寺の住職にお願いする状態が続いているそうです。
妻の伯母(享年90歳)の葬儀は10月8日で、その後私が香典返しを手配するために、喪主(妻のいとこ)の自宅には何度か訪問していたのですが、49日の法要は自宅ではなく、この菩提寺で勤めるということで、当日私たち親族は菩提寺に直接向かったのです。
住職不在とはいえ、本堂はきちんと整備されていましたし、代行で来て下さった住職からは、大河ドラマ「麒麟が来る」のエピソードを交えた法話が聞けたこともあり、とても満足な49日法要でした。
伊藤嘉章