宗教色を全く感じさせない形の葬儀で、叔父(父の妹の夫)を送りました。
フランクシナトラの歌う「マイ・ウェイ」をバックに、マイ・ウェイの日本語訳を朗読する演出が、ダンディな叔父(享年79歳)のこだわりだったそうです。
エンバーミング(遺体衛生保全)も施して、こだわりの衣裳をまとっての入棺です。
僧侶や宗教者は、だれも登場しません。フランクシナトラのBGMが流れる中、弔問者は次々と献花にまわります。
葬儀社の人に聞くと、「大阪府内の全館で1割ぐらいの喪家さまが、今回のような自由な葬儀を選択される時代です」ということでした。
伊藤嘉章