一つひとつの仏具選びに大へんこだわったお客様が、インターネットから来店されました。
この方は、難病を患ったお母様(享年78歳)を亡くされた40歳代の女性で、浄土真宗高田派の仏具を揃えたいというご要望でした。
本来は、父も母も、実家が浄土真宗本願寺派でしたが、今回、母のお葬式を近くの浄土真宗高田派のお寺に頼んだため、49日法要とそれ以降のことを考えた選択でした。
特徴的なのが、仏壇本体(入れ物)は他のサイトで最安値の商品を注文した上で、中身の仏さまと仏具は「自分の宗派に強く、自分の要望を満たしてくれるサイト」という理由で、私たち供養コンシェル探して来られたことです。
インターネットからのお客様すべてが、このようなお店の使い分けをするとは考えられませんが、今の時代には、私たちの提案の価値が上がるものだと気づかされた接客でした。
商品の中身はというと、特に三尊形式(本尊+脇掛2枚)の3つの掛け軸では、9万円を超える最上級から2万円のスタンダードまで三つのグレードを比較する提案をしたこと、また、おりんのセットがピンからキリまでのうち、あえて1万円クラスの清風りん金バレルを推奨したことなどが満足度を高めたと考えられます。
お届けは宅配便のため、現地で仏具配置のお手伝いができないので、事前にこの「モデル配置パターン画像」をメールでお送りしておきました。