浄土真宗高田派のお客様宅に「スタンド掛軸の本尊 阿弥陀如来(高さ240mm)」を納品しました。
故人の弔い・供養には、仏さま(阿弥陀如来)が重要なことをご理解なさって、正しい注文をなさいました。
<カスタマイズのポイント>
1、供養の中心は、ご主人(享年88歳)を亡くされた奥様ですが、香典返しと仏具・仏壇の手配は娘さんの担当でした。
その娘さんは、位牌だけを仏壇店に注文し、木製の容れ物(写真の仏壇本体)はインターネット通販で1万円程度のものを購入し、残りの仏具は49日までの仮祭壇の白い仏具を利用していました。
2、私がこのお宅を初めて訪問したのは、49日の数日前であり、香典返しの注文品を納品する用件でした。
この時は肝心の仏さま(阿弥陀如来)が無く、写真の仏さまの位置(中央)には位牌が置かれていました。
今後の法要(初盆・一周忌・三回忌)も菩提寺(ぼだいじ=故人の供養を託すお寺)にお世話になる予定だと聞いたので、ならば「花立・香炉・経机などは白いタイプでもかまわないが、仏さま(阿弥陀如来)だけは安置しましょうよ」と娘さんにお薦めした結果、「スタンド掛軸 阿弥陀如来」の注文に至ったのです。
3、その結果、一番喜んでおられたのは、弔い・供養の中心である故人の奥様でした。
新しい葬儀会館の遺体安置室に、5種類の小型掛軸を納品しました。
棺を安置する床ノ間の壁面に掛ける、それぞれの宗派の仏様です。
今回の掛軸サイズは、高さ600mm×横幅250mmです。
右から順に、
■南無釈迦牟尼仏(釈迦名号)
■南無大師遍照金剛(弘法名号)
■南無阿弥陀仏(六字名号)
■曼荼羅=まんだら
■南無妙法蓮華経(日蓮名号)
宗派によって掛ける仏様は決まっています。